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2022.07.04
ディーゼル車にススが溜まりました(申し訳ありません、現在受付停止中です)
エンジン
平成26年式のCX-5 ディーゼル車にススが溜まり、エンスト、再起不能となった為、部品を洗浄して、ススを取っていきます。
まずは、エンジン内部の部品を取り外していきます。
部品
取り外した部品達です。
この中から洗浄できるものは洗浄をしていきます。
吸気シャッターバルブ、EGRクーラーバルブ、EGRバルブ
まず、この3点の部品を洗浄していきます。
上の部品が吸気シャッターバルブ(吸気絞り、空気吸入量調整)
左下の部品がEGRクーラーバルブ(燃焼室へと戻る還流ガスの冷却を行う装置のバルブ)
右下の部品がEGRバルブ(排気ガスの一部を吸気側に戻す為のバルブ)
となっております。
吸気シャッターバルブの真ん中が黒くなっていますので、洗浄して綺麗にしたものが3枚目です。
上3枚はEGRクーラーバルブを洗浄したものです。
下5枚はEGRクーラー&パイプを洗浄したものです。
EGRバルブの洗浄です。
インテークマニホールド(略:インマニ・・・エンジンが吸い込む空気を複数のシリンダーに枝分かれした管路の事)の洗浄です。
インマニのEGRバルブ部分を洗浄します。
洗浄液
こちらはインマニとEGRパイプを洗浄液に浸して綺麗にしている画像です。
エンジン部のインマニとエンジン側のEGRパイプを洗浄します。
3枚目、4枚目が綺麗にしたものです。
全て綺麗に洗浄し終えたら、エンジンに取り付けて、作業は完了です。
ディーゼル車は走らせないとススが溜まってエンジン不調になりかねませんので、5年落ち以上のディーゼル車をお持ちの方はなるべく長距離走行(40~50km以上・時間にして1~2時間以上の走行)又は、エンジン回転数が高めの走行を月2、3回位のペースで走らせる事をオススメ致します。
ちなみに、型がまだ新しいディーゼル車は今回のCX-5と少しエンジンが違い、ススが溜まりにくくはなっていますが、やはりディーゼル車なので、月に1,2回程度は長距離走行をすることをオススメ致します。
なお、都合により現在受付停止中です。
大変申し訳ありません。